みんなでキーラ・ナイトレイを観よう

5月25日から映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の最終作が公開されます。私も女房と一緒に観に行く予定にしていますが、女房はオーランド・ブルームの大ファンなので、例によって
「私のオーリー様が...」
などと騒いでおります。
与えられた役どころにより、変幻自在に表情やその雰囲気までもスイッチする、怪優ジョニー・ディップの演技もむろん注目ですが、私にとってはなんと言っても当代きっての美女キーラ・ナイトレイを観るのが楽しみであります。
でも、このシリーズでの彼女はかなり「男勝り」な役柄のため、お恥ずかしながらキーラの美しさに気がついたのはかなり最近になってから、2005年に公開された「プライドと偏見」の予告編を見たときなんですね。ちなみにキーラのそれ以前の「ベッカムに恋して」や「穴」などは観ていなかったんです。
私はこの予告編は軽く数十回近く観ていると思いますが、最初に観たときにキーラのあまりの美しさにしばらく時が止まっていました。
「うわー、すごいきれいな方だ」
どんなシーンで、どんなアングルで、どんな不細工な表情を撮っても「美しい」。それって誰もが認める、トラディショナルな、非の打ち所がない美女だけが持つ特権だと思いますが、まさに彼女はそうです。しかも、「おめめ」の力がすごい。キーラの瞳はまるで吸い込まれてしまいそうに感じるほどのパワーがあります。
プライドと偏見」はキーラが主役のため、全編を通じて彼女が輝いているのは当然といえば当然ですが、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズに出ている女優と同一人物と知って、びっくりすると同時に、自分の見る目の無さを恥じました。
そんな彼女ですから、YouTubeにも映画のシーンから、インタビューから、プロモーションからファンの自作のムービーまで腐るほど多くの動画がアップされています。本当にすごい量ですね。

キーラ・ナイトレイのファンが作った動画

キーラはモデル体型の様にやせ形なので、「お胸」が無いのですが、ポスターをCGで加工されたり、「パイレーツ・オブ・カリビアン」では彼女の胸の谷間を書くメーキャップ担当がいるとか、そのてのヨタ話には事欠きません。でも、ご本人はほとんど気にしていないようで、そういう自然体のところも好感が持てます。映画「ドミノ」で彼女の貴重なトップレス・シーンがありますが、そんな大きい小さい関係無しにとてもきれいで「セクスィ」で、またまた私は時間が止まってしまいました。
そんなこんなで、自分が初めて女の子の美しさに気がついた時のことを、ふと思い出しました。それは小学校の時で、夏、体育の授業でプールがあった後、明るい屋外と比べて薄暗く感じられる教室に戻ってきた時、一人の女の子が「手櫛」で髪の毛をすきながら、乾かしていたのです。少し暗い教室で、逆光に濡れて輝く髪の毛、彼女のつぶらな瞳、その仕草を見たとき、ふと見とれていました。
「美しい」
女性はごく小さいときから、すでに「おんな」なんですね。<溜息>