VMWareにFreeBSDをインストールする(part2)

IT 開発

mysql,PHP5の導入

mysqlもportsの管理機能を使って導入します。

# cd /usr/ports/databases/mysql41-server
# make install

コンパイルに結構時間がかかるので、空いた時間に行った方が良いでしょう。
コンパイルが完了したら、/usr/local/share/mysq 以下にサンプルの起動設定ファイルが何種類か展開されるので、適当なものを選択し、/etc/my.cnfとしてコピーします。コピーしたファイルは編集のための書き込み権限を付与してください。

# ls -l my-*
-r--r--r--  1 root  wheel   4881 Mar  1 23:27 my-huge.cnf
-r--r--r--  1 root  wheel  20892 Mar  1 23:27 my-innodb-heavy-4G.cnf
-r--r--r--  1 root  wheel   4857 Mar  1 23:27 my-large.cnf
-r--r--r--  1 root  wheel   4864 Mar  1 23:27 my-medium.cnf
-r--r--r--  1 root  wheel   2444 Mar  1 23:27 my-small.cnf
# cp my-medium.cnf /etc/my.cnf
# chmod +w /etc/my.cnf

mysqlもrc.confに登録します。

# mysql_enable="YES"

これでmysqlもマシンを起動すると自動的に実行されます。
コマンドからスタートさせることもできます。

/usr/local/etc/rc.d/mysql-server start

パラメータにrestart, stop 等も指定することができます。
また、導入したmysqlはrootのパスワード設定を行ってください。

# mysql -u root
mysql> SET PASSWORD FOR root@localhost = password('hogehoge');

以後は mysql -u root -pで接続します。
PHPをインストールします。make configコマンドでインストールの設定を変更してAPACHEのサポートを導入するようにします。

# cd /usr/ports/lang/php5
# make config --> APACHEサポートを選択
# make install

phpの導入が完了したら、設定ファイルを変更します。

  • /usr/local/etc/php.ini-distを /usr/local/lib/php.iniに複写します。
  • apacheの設定ファイルに次のエントリーがあることを確認します。無ければ追加します。
    • LoadModule php5_module libexec/apache22/libphp5.so
    • AddType application/x-httpd-php .php(〜内)
    • AddType application/x-httpd-php-source .phps(〜内)

設定が完了したらapacheを再起動し、phpの動作を確認します。apacheのドキュメントディレクトリ(デフォルトでは/usr/local/www/apache22/data)に次の1行だけを記述したphptest.phpファイルを配置します。
apacheのリスタート

$ sudo /usr/local/etc/rc.d/apache22 restart

<?php phpinfo(); ?>

配置したら、ブラウザからアクセスして見てください。phpの様々な設定内容が表示されればOKです。