何でアップルはセンスが良いのだろうか?

iPhone

最近様々なメディアで、もうすぐ発売されるiPhoneを見かけるのですが、はっきり言って欲しいです。PDAと携帯電話の中間くらいの大きさで、かつiPodとしても使える、なかなか魅力的なデバイスです。
iPodもそうですが、そのデザインセンスは群を抜いてすばらしい。
ボディから物理的なキーを排除して、ソフトウエアキーボードに割り切り、それ以上にダブルタッチ・ディスプレイやその他の使い勝手を練り、革新的といえるかどうかは分かりませんが、様々なデモを見る限りは、非常に食指をそそるものに仕上がっているようです。
一つ一つの画面の動きや、技術は、それぞれは単独ではちょっとしたことや、微妙なニュアンスの違いのようなものであったとしても、それらをバランスを取って組み合わせ、一つの形として練り上げたことで、何とも言えない「センスの良さ」を感じさせるガジェットに仕上がっているようです。
ソニーもアップルに近いデザインセンスを持っていると思うのですが、やはりアップルの方が一歩抜きん出ている様に感じられます。
何でアップルは、こうした微妙なさじ加減がうまいのだろうか?
ハードとソフトを全て自社で創り上げている事の強みなのでしょうか。他のメーカーも是非ともがんばって欲しいものです。

6/27追記
ネットの記事によると、もうすでにマンハッタンのアップルストアの前には、iPhone購入の行列ができているそうです。なんと気の早いことか。
7/13さらに追記
ポッドキャストで今年のマックワールドのスティーブ・ジョブズのキーノートの様子が動画で観れるのですが、その中でiPhoneにかなりの時間を割いています。いつもながらにすばらしいプレゼンテーションです。指で画面を「ビヨヨーン」とスクロールしたり、google earthを使って近くのスタバに電話をかけ「コーヒー40、あっと間違えた」といきなり切ってしまったり、観衆を沸かせていました。